ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓米 南北通信連絡線の復旧後初の局長級会議開く

ニュース2021-08-06
韓米 南北通信連絡線の復旧後初の局長級会議開く

韓国とアメリカの外交当局は、南北の通信連絡線が復旧して以来、初となる局長級会議を開きました。
外交部は5日、イム・ガプス平和外交企画団長がアメリカ・ワシントンで現地時間の4日、チョン・パク北韓担当特別副代表と局長会議を行ったと明らかにしました。
外交部によりますと、この会議で双方は、韓半島平和プロセスの実質的な進展のために南北、米朝間の対話再開が急がれるという点を改めて確認し、南北関係の進展や米朝対話の再開方策について具体的に協議しました。
韓国とアメリカは、6月にソン・キム北韓担当特別代表の来韓を機に、国内の一部で否定的な認識のある韓米ワーキンググループを終了する代わりに局長級協議を定例化することに決めましたが、今回のイム団長のアメリカ訪問もその一環として行われました。
先月29日に外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官と魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島平和交渉本部長がアメリカ側と電話で高官級協議を開いたのに続き、実務レベルの局長級会議が開かれるなど、韓米が南北の通信連絡線復旧以降、対話のムードを盛り上げるために取り組んでいる様子がうかがえます。
今回の協議には、韓国の外交部、統一部、青瓦台とアメリカの国務省、ホワイトハウス、財務省、国防総省の関係者なども参加したということです。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース