アメリカ・ワシントンで現地時間の4日に行われた韓国とアメリカの外交当局による局長級協議で、南北が独自に推進する協力課題が話し合われたと、統一部が6日明らかにしました。
統一部のチャ・ドクチョル副報道官は6日の定例会見で、4日にアメリカで行われた韓米協議で議論された内容について聞かれたのに対し、「韓米が共同で推進すべき課題についての議論だけでなく、南北が独自に協力する課題についても点検した」と答えました。
これに先立ち、外交部は5日、林甲守（イム・ガプス）平和外交企画団長が4日、アメリカで、アメリカ国務省のチョン・パク北韓担当特別副代表と局長級協議を行い、南北関係の進展や米朝対話の早期再開について踏み込んだ議論をしたと説明しています。
協議には、韓国側から外交部、統一部、大統領府青瓦台、アメリカ側から国務省、ホワイトハウス、財務部、国防部などの関係者も出席しています。
一方、チャ副報道官は、先月27日に南北の通信連絡線が復旧してから6日午前まで、通信連絡線を使った南北間の定期的な連絡が正常に行われていると明らかにしました。

[Photo : YONHAP News]