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38ノースも「寧辺の核施設を再稼働させた可能性」指摘

ニュース2021-08-31
38ノースも「寧辺の核施設を再稼働させた可能性」指摘

IAEA=国際原子力機関に続いて、アメリカの北韓専門メディア「38ノース」も、北韓が寧辺(ヨンビョン)にある核施設を再稼働させた可能性があるという見方を示しました。 
アメリカの北韓専門メディア「38ノース」は現地時間の30日、「寧辺の核施設を撮影した衛星写真では、今月25日から核研究センターから冷却水の排水が行われたことが確認され、これは、5000キロワットの黒鉛減速炉を再稼働させたことを裏付けている」と主張しました。
冷却水の排水は、原子炉が稼働したことを示す重要なシグナルの一つだと説明しています。
しかし、「過去に寧辺の原子炉を稼働させたときとは異なって、発電用の建物から蒸気が上がっている様子は見られなかった」と話しました。
「38ノース」は、寧辺の原子炉の周辺で、車両の通行が継続的にみられたとして、これも原子炉のメンテナンスや稼働のための活動だという見方を示しました。
IAEAは現地時間の27日、発表した報告書で、北韓が先月初めから寧辺にある5000キロワットの黒鉛減速炉で、冷却水を排出させるなど、再稼働させた兆候が捉えられたと明らかにしています。

[Photo : YONHAP News]

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