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ミサイル迎撃能力が向上 米が発表

ニュース2021-09-13
ミサイル迎撃能力が向上 米が発表

アメリカは、敵の攻撃から本土を守るための地上発射型ミサイル迎撃システム(GMD)の能力の向上に成功したと発表しました。
アメリカのミサイル防衛局(MDA)が現地時間の12日に発表したところによりますと、地上からの迎撃ミサイルの発射実験に成功したということです。
北韓の朝鮮中央通信は、11日と12日に新型の長距離巡航ミサイルの発射実験に成功したと13日、報じましたが、アメリカの発表は、これより2時間前に行われました。
アメリカのミサイル防衛局は、今回の発射実験について、ミサイルの3段式推進部分のうち、3段目までは点火せずに2段目の点火で宇宙へのミサイル発射に成功した初めての事例になったと説明しています。
今回の実験が、どのような敵の脅威から守るためのものなのかは、言及がありませんでしたが、北韓を念頭においたものとみられます。
アメリカはこれまで、北韓の核やICBM=大陸間弾道ミサイルの脅威に対応するため、ICBM迎撃ミサイルの発射実験などミサイル防衛システムを開発してきており、ミサイル防衛局も北韓の弾道ミサイルに対応するための機関だとしています。

[Photo : YONHAP News]

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