ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

北韓の国防発展展覧会に展示の兵器 韓米情報当局が分析中

ニュース2021-10-12
北韓の国防発展展覧会に展示の兵器 韓米情報当局が分析中

北韓がこの5年間に開発した兵器を展示したとされる「国防発展展覧会」について、韓国とアメリカの情報当局が、展示された兵器の綿密な分析を行っていることが明らかになりました。 
国防部が12日の定例の会見で明らかにしたところによりますと、北韓の「国防発展展覧会」に展示された兵器について、韓米の情報当局がすでに分析を行っていて、引き続き綿密な確認を行うということです。
北韓では11日、労働党創建76年を迎えたのに合わせて、国防発展展覧会「自衛2021」が開幕し、新型ICBM=大陸間弾道ミサイル「火星16型」や極超音速ミサイル「火星8型」などここ5年間に開発された兵器が展示されました。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が開幕式の演説で、「韓国が北韓の国防力の強化を挑発と見なしているのは『二重基準』だ」と改めて批判したことについて、統一部の当局者は12日、記者団に対して、「南北関係は、ある一方の基準を押し付ける方式では解決しないというのが、韓国政府の基本的な考えだ」と説明しました。
また「南北間の合意にもとづいて、対話と協力を通じて『二重基準』に関する意見の隔たりを埋め、この問題を解決していきたい」と述べました。
この当局者は、金委員長の今回の演説の内容について「ことし1月の党大会で示した北韓の国防計画の履行を促す狙いがあるとみている。全般的に先月29日の最高人民会議の施政演説の骨子を再確認するものだ」とコメントしました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース