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北韓の弾道ミサイル発射 国家安全保障会議「深い遺憾」

ニュース2021-10-19
北韓の弾道ミサイル発射 国家安全保障会議「深い遺憾」

北韓が19日、東海に向けて弾道ミサイル1発を発射したことを受けて、大統領府青瓦台はNSC国家安全保障会議常任委員会の緊急会合を開き、対応を議論しました。 
会議は19日午前11時30分から1時間10分間にわたって開かれ、大統領秘書室長、統一部長官、国防部長官らが出席しました。
会議では、合同参謀本部議長から北韓の弾道ミサイルの発射状況について報告を受けたあと、対策を議論しました。
そして、韓半島平和プロセスの進展に向けて、韓国とアメリカ、中国、日本、ロシアなど主要国間で活発な協議が進んでいるなか、ミサイル発射が行われたことに対し、深い遺憾の意を表明しました。
また韓半島情勢の安定がいつにも増して重要だとして、北韓に対して早急な対話の再開を促しました。
そして、今後北韓の関連動向を注意深く見守りながら、アメリカをはじめ関連国との緊密な協議を通じて、必要な措置を講じていくことにしました。
ただ、朴智元(パク・チウォン)国家情報院長はこの会議に出席しませんでした。
政府の消息筋によりますと、朴院長は19日、ソウル市内でアメリカ国家情報局(DNI)のヘインズ局長、日本の滝沢裕昭内閣情報官と非公開で会談し、韓半島情勢や北韓問題などについて集中的に議論するということです。
またワシントンでは現地時間の18日と19日、外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)韓半島平和交渉本部長とアメリカ国務省のソン・キム北韓担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア大洋州局長が北韓の核問題をめぐる協議を行います。

[Photo : YONHAP News]

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