外交部の崔鍾建（チェ・ジョンゴン）第1次官は14日、韓日米3か国の外務次官協議に参加するため、アメリカに向かいました。
外交部によりますと、崔次官は20日までアメリカに滞在し、アメリカのシャーマン国務副長官、日本の森健良外務次官と協議するということです。韓日米3か国の外務次官協議が行われるのは7月以来です。
現地時間の15日夕方に米中首脳会議がオンライン形式で開かれるため、その結果などについてどのような説明が行われるか注目されます。
外務次官協議では、韓日米3か国の主な関心事項である北韓問題をはじめ、韓国戦争の終戦宣言やサプライチェーンの再構築、南シナ海問題などについて話し合うものとみられます。
また、16日には崔次官とシャーマン副長官による外務外務次官協議が開かれるほか、今回のアメリカ訪問をきっかけに森健良外務次官との韓日外務次官協議も予定されています。
韓日両国は、元徴用工や慰安婦被害者への賠償問題で平行線をたどっていますが、先月4日に岸田文雄内閣が発足して以降、初の高官級協議で解決策を見いだせるか注目されます。

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