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南北連絡事務所間の通話は通常通り稼働

ニュース2022-04-04
南北連絡事務所間の通話は通常通り稼働

韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官が北韓を先制攻撃する能力に言及したことに北韓が激しく反発したなか、南北共同連絡事務所間の定時通話は4日も通常通り行われたことがわかりました。
統一部の関係者は4日、聯合ニュースの取材に対し、「午前9時に南北が共同連絡事務所のチャンネルを通じて正常に通話を終えた」と明らかにしました。
南北の共同連絡事務所は毎日午前9時と午後5時の2回、直通電話で業務の開始と終了を知らせ合っています。
南北合同連絡事務所のほかにも、東海岸地区と西海岸地区の軍通信線も正常に稼働していて、北韓は艦艇間のホットライン「国際商船共通網」を利用した通信にも応答したということです。
徐旭国防部長官が1日、北韓のミサイル発射兆候が明確である場合は発射地点と指揮・支援施設を精密に打撃できると言及したことに対し、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党副部長と朴正天(パク・ジョンチョン)党書記は3日、韓国側が深刻な脅威に直面することになる可能性があると非難する談話を同時に発表し、北韓が南北通信線を一方的に遮断する可能性があるという見方が出ていました。

[Photo : KBS News]

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