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豊渓里核実験場で坑道復旧作業継続か 衛星写真で確認

ニュース2022-04-29
豊渓里核実験場で坑道復旧作業継続か 衛星写真で確認

アメリカの情報分析サイト「38ノース」は、北韓北東部の豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の衛星写真から、北韓が南側の3番坑道の復旧作業を続けていると分析しています。
26日に撮影された衛星写真には、豊渓里核実験場の南側の3番坑道の周辺で、新しい入り口を使って復旧作業が進められている様子が映っているということです。
北韓は2018年、非核化に向けた行動を示すとして、南側の坑道を含む3本の坑道を爆破し、核実験場の完全廃棄を宣言しましたが、爆破した入り口の隣に別の入り口を作り、復旧作業を進めているとされています。
「38ノース」は、新しい入り口の周辺で重機搬入のために地ならしを行い、車両が進入できるように傾斜路を設けたほか、近くの擁壁を補修・拡張する作業が行われたと説明しています。
また、坑道の近くに新しい建物や構造物が建てられたということです。
「38ノース」は、「新しい入り口が完成したのか、坑道がどんな状態なのかは不明だ」としたうえで、「作業が終わり次第、北韓は核実験に乗り出す可能性がある」という見方を示しました。

[Photo : YONHAP News]

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