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北韓 弾道ミサイルと見られる飛翔体発射 18日ぶり

ニュース2022-05-04
北韓 弾道ミサイルと見られる飛翔体発射 18日ぶり

北韓は4日、平壌(ピョンヤン)の順安(スナン)空港付近から韓半島の東の海に向けて弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射しました。
韓国軍合同参謀本部によりますと、北韓は4日午後0時3分ごろ、韓半島東の東海(トンヘ)に向けて、飛翔(ひしょう)体1発を発射したということです。
軍当局はICBM=大陸間弾道ミサイルなど中長距離弾道ミサイルの可能性を念頭に、飛翔体の飛行距離や高度などを分析しています。
北韓による飛翔体の発射は「新型戦術誘導兵器」が発射された4月16日以来で、ことしに入ってから14回目となります。
北韓は4月25日に軍事パレードを行い、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は演説で「どんな勢力であれ、わが国の根本利益を侵害するなら、われわれの核兵力は第2の使命を決行せざるを得ない」と述べ、核による先制攻撃も辞さない姿勢を示していました。
北韓は、今月10日に発足する尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期政権の発足や21日にソウルで開かれる韓米首脳会談を前に、挑発行動をいっそうエスカレートさせる可能性があるとみられていて、今回のミサイル発射はその一環だとする見方も出ています。

[Photo : YONHAP News]

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