第31回 リオデジャネイロオリンピック

競泳元韓国代表の朴泰桓（パク・テファン）選手が、オーストラリアでの訓練を終えて14日に帰国します。
朴泰桓の所属会社によりますと、朴泰桓は、オーストラリアでの日程をすべて終えて14日に一時帰国したあと、17日にアメリカに向けて出発出国する予定だということです。
朴泰桓は、ドーピングによる国際水泳連盟の処分終了後も3年間は国家代表になれないという大韓体育会の規定を不服として、国内外で法的手続きを踏む一方で、リオデジャネイロ・オリンピック出場への希望を持ち、オーストラリアで大会に出場するなど、訓練を続けてきました。
朴泰桓は、韓国の裁判所に申し立てていた仮処分請求で、代表資格を認められましたが、大韓体育会からの新たな通知はありません。
朴泰桓は、17日にアメリカに出発した後、オリンピックに備えた最後の訓練に専念する計画です。大韓体育会は8日に緊急理事会を召集し、朴泰桓のリオデジャネイロ・オリンピック出場について最終判断をすることにしています。