第31回 リオデジャネイロオリンピック

リオデジャネイロオリンピックが開会しました。開会式は、韓国時間の6日午前8時から、マラカナン競技場で始まり、韓国選手団は、参加207の国と地域、および難民選手団のうち、52番目に入場行進しました。
韓国選手団は、旗手を勤めるフェンシングのク・ボンギル選手を先頭に、鄭夢奎(チョン・モンギュ)選手団長や選手ら50人あまりが行進しました。
韓国選手団は、紺色のジャケットに白いズボンの公式ユニフォーム姿で、国旗を振りながら笑顔で行進しました。中にはデジタル機器を取り出し、記念撮影をする選手も見られました。
選手団が登場すると、貴賓席にいた国連の潘基文(パン･ギムン)事務総長が立ち上がって拍手を送りました。
一方、北韓の選手団は、156番目に入場行進しました。
北韓の選手団は、重量あげのチョ・ジョンウィ選手が旗手を務め、白いジャケットに青いズボンとスカートのユニフォーム姿で手足の揃った動きで行進すると、貴賓席に座っていた崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮労働党副委員長が席から立ち、手を振っていました。
オリンピックで初めて結成された「難民選手団」は206番目、開催国のブラジルは、一番最後の207番目に入場行進しました。
開会式には、国連の潘基文事務総長のほか、アメリカのケリー国務長官、フランスのオランド大統領ら各国の首脳級45人が出席しました。