リオ通信

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南北選手 リオ五輪で交流深める

[ニュース] l 2016-08-12

南北関係が冷え込むなか、オリンピックが開かれているブラジル・リオデジャネイロでは、南北の選手がスポーツを通じて交流を深めています。
現地時間の10日に行われた射撃男子50メートルピストルで、韓国のチン・ジョンオ選手(37)が逆転優勝を決めた瞬間、すでに銅メダルが決まっていた北韓のキム・ソングク選手(31)がチン・ジョンオ選手に寄ってきて、2人は抱き合い、互いの健闘を祝いました。
キム・ソングク選手は、授賞式で、「2人が一つになれば、より大きな一つのメダルになるのではないかと思う。1位と3位が一つの朝鮮から出れば、より大きなメダルになる」と語り、統一に期待を寄せました。
また、11日に行われたアーチェリー女子個人の3回戦で対戦した韓国のチャン・ヘジン選手(29)と北韓のカン・ウンジュ 選手(21)は、試合のあと、笑顔で握手を交わして互いを激励し、和やかな雰囲気を演出しました。
さらに、体操女子の韓国代表、イ・ウンジュ選手(17)が、練習場で北韓体操のスター、ホン・ウンジョン選手(27)と一緒に撮った写真が世界の人々から話題を集めています。

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