第31回 リオデジャネイロオリンピック

国別の経済事情を考慮したとき、今回の2016リオデジャネイロオリンピックで最も良い成績を挙げているのは北韓だとする見方が出ています。
アメリカの政府系放送「ボイス･オブ･アメリカ」が12日、ウェブサイト「メダルス・パー・キャピタ（Medals per Capita）」を引用して伝えたところによりますと、GDP＝国内総生産で比較したとき、11日の時点で、リオオリンピックでのメダル1位は北韓だとしています。
北韓のGDPは222億ドルとされ、これを11日までに獲得したメダル数4で割ると55億ドルと、メダルを獲得している53か国のうち最も低く、経済規模で比べたメダル数は1位です。
北韓の次には、キルギスタン、グルジア、モンゴル、コソボなどが続いていて、現在、総合順位1位のアメリカは47位、5位の韓国は21位となっています。
このほか、人口の規模によるメダルの順位では、北韓は21位となっています。
1位はスロベニアで、韓国は18位、アメリカは34位となっています。
北韓は、リオオリンピック7日目の12日現在、銀メダルと銅メダルを2個ずつ、あわせて4つのメダルを獲得し、総合順位は36位となっています。