リオ通信

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ゴルフの朴仁妃が金 孫延在は惜しくも4位

[ニュース] l 2016-08-21

リオデジャネイロオリンピック、16日目、韓国時間の21日、ゴルフ女子は最終ラウンドが行われ、韓国の朴仁妃(パク・インビ、28)が金メダルを獲得しました。
朴仁妃は、最終ラウンドで、7バーディー、2ボギーの66で回り、通算16アンダーで優勝しました。韓国系ニュージーランド人のリディア・コー(19)は5打差で2位でした。3位は、中国の馮珊珊でした。
朴は、当初、左親指のけがで苦戦が心配され、オリンピックへの出場も危ぶまれていましたが、けがを克服し、今大会で終始首位の座を守り、パーフェクトな優勝を果たしました。
朴は、去年、アジア人としては初めてメジャー4大会で優勝、グランドスラムを達成していますが、今回、オリンピックまで制覇し、男女を含めて、世界初のゴールデンスラムを達成しました。
1900年のパリ大会以降、ゴルフが116年ぶりに正式種目として復活した今大会、ゴルフ女子では、世界ランキング上位の選手らがそろって出場していました。
一方、新体操は個人総合決勝が行われ、韓国の孫延在(ソン・ヨンジェ、22)は惜しくも4位にとどまり、メダルにあと一歩届きませんでした。
孫はフープとボール、クラブ、リボンの合計72.898点をマーク。3位のウクライナのガンナ・リザディノワに0.685点及ばず、メダルを逃しました。
孫は2012年のロンドン大会では個人総合5位で、今年は、ワールドカップスペイン大会で自己ベストを更新し、韓国の新体操史上初となるメダル獲得に期待がかかっていました。
孫は結果が発表されると、涙を見せる場面もありましたが、試合後のインタビューでは「前回は5位だったが、今回は4位になったので、個人的には満足です。思い残すことなく、すべての力を出し切ったので、後悔はありません」と話していました。
一方、テコンドー男子80キロ超級は、21日、敗者復活戦が行われ、韓国のチャ・ドンミン(30)が、カザフスタンのルスラン・ジャパロフに15対8で勝利し、3位決定戦に進出しました。
準々決勝で、チャ・ドンミンは、アゼルバイジャンのラディック・イサエフに8対12で敗れましたが、ラディック・イサエフが決勝戦に進出したことで、敗者復活戦に進出していました。
これで、韓国のメダル数は、金メダル9個、銀メダル3個、銅メダル8個で、総合順位は8位となりました。

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