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特別番組

3. 総選挙で与党が圧勝

2020-12-31



4年に1度の総選挙が4月に行われ、文在寅政権を支える革新系与党「共に民主党」などが過半数の議席を獲得して圧勝しました。
小選挙区と比例代表合わせて300議席をめぐって争われた総選挙は、与党「共に民主党」」が163議席を獲得、選挙制度上、名前だけが違う、いわゆる衛星政党の「共に市民党」の17議席を合わせると180議席となり、過半数の議席を獲得して圧勝しました。
一つの政党が獲得した議席数としては過去最多です。
一方、保守系の最大野党「未来統合党」は、衛星政党を合わせても103議席を獲得するのにとどまり、改選前の112議席から大きく後退しました。
与党「共に民主党」は18の常任委員会の委員長も独占しました。
与党が常任委員会の委員長を独占したのは1987年以来のことです。
これで与党「共に民主党」は、憲法改正を除くすべての法案を単独で処理することができます。
惨敗した最大野党「未来統合党」は党代表を置かずに非常対策委員会を設置、若手を登用して改革を強調、再起を図っていますが、支持率は大きく回復していません。
今回の選挙では、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、経済や安全保障の問題よりもウイルス対策に有権者の関心が集中したことが与党の圧勝につながったとみられています。

Photo : YONHAP News

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