韓国を訪れる外国人訪問客が年間1000万人を超えた。
11月21日、アシアナ航空で上海から入国した中国人観光客がちょうど1000万人目の外国からの訪問客だった。
外国人訪問客数は2000年に500万人を超え、2010年には700万人を超えた。
そして、去年は979万人に増え、今年初めて1000万人を超えた。
世界的な景気減速にもかかわらず、今年に入ってから外国人訪問客は持続的に増え続けた。
中でも中国人と日本人の観光客が最も多く増えた。
11月末まで中国人観光客は去年より30％近く増え、244万人に上った。
日本人観光客は去年より14%増えた300万人に上った。
東南アジア各国からの観光客は10%近く増えて150万人に上り、アメリカ人観光客はおよそ6%増えて60万人を超えた。
このように外国人訪問客が増えたのは、K-POPや韓国ドラマに対する関心が高まったことも大きく作用したと見られている。
文化体育観光部と韓国観光公社は、各種の国際会議を誘致したり、付加価値の高い韓国ならではの観光商品を開発して、より多くの観光客を迎えたいとしている。
外国人訪問客はこの3年間で年平均12.4%ずつ増えている。
この増加率はアメリカや中国、イタリアの4倍にあたる。
外国人訪問客数は今年一年では1130万人に上るものと予想されている。

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