韓国海軍哨戒艦の沈没事件、延坪島への砲撃など、北韓による武力挑発が相次いだ。
3月26日、韓半島西の海上の軍事境界線に当たる北方限界線付近で韓国海軍の哨戒艦(1200トン)が沈没し、乗員104人のうち46人が死亡した。
第三国の専門家まで加わった民軍合同調査チームは、現場の海域から北韓の魚雷の残骸を引き揚げ、北韓の潜水艇による魚雷攻撃で沈没したとの結論を出したが、北韓は攻撃を認めず、調査結果は韓国のでっち上げだとしている。
北韓は11月23日には韓半島西の北方限界線付近の延坪島を砲撃した。
韓国海兵隊はK-9自走砲で対応し、し烈な砲撃戦が展開された。
北韓の砲撃で民間人2人と韓国軍兵士2人が死亡した。
北韓は無差別に砲撃し、民間人の住居や公共施設の多くが破壊された。
北韓は北方限界線を認めておらず、韓国軍が北韓の海域で射撃訓練を行ったので砲撃したと主張しているが、民間人まで犠牲にした砲撃を正当化することはできない。
北韓の相次ぐ武力挑発を受けて、韓国とアメリカは西海で大規模な合同軍事演習を行った。
演習にはアメリカの原子力空母「ジョージ・ワシントン」も加わり、北韓の攻撃を防御するための訓練を行った。
韓国軍は北韓の武力挑発には厳格に対応する方針を決め、韓米合同軍事演習とは別に韓半島周辺海域で相次いで射撃訓練を行った。
おすすめのコンテンツ