韓米FTA=自由貿易協定の追加交渉が12月3日、妥結した。
韓米FTAは2007年6月20日に交渉が一度妥結し、両国は協定文に署名したが、アメリカ議会で承認が遅れ、発効に至っていなかった。
アメリカ議会では民主党を中心に、自動車分野でアメリカに不利な部分があるとして、反対する声が出ていた。
追加交渉では、韓国製自動車のアメリカでの関税撤廃期限を延長するなど、韓国側が譲歩し、その代わり、韓国はアメリカ産豚肉の関税撤廃期限を延長し、一定のバランスを維持した。
ただ、追加交渉の結果について、韓国の野党民主党は、一方的にアメリカに譲歩し過ぎたとして国会での承認を阻止する構えを示しており、今後の動きが注目されている。
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