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特別番組

3. 朴槿恵大統領、首脳外交に尽力

2015-12-29

3. 朴槿恵大統領、首脳外交に尽力
朴槿恵大統領は各国を歴訪し、首脳外交に努めました。
朴大統領は9月、中国の習近平国家主席とともに天安門の楼上で対日戦勝記念日の軍事パレードを見守りました。
軍事パレードでは、習近平国家主席の右隣にロシアのプーチン大統領が、その次に朴槿恵大統領が立ちました。
61年前の1954年10月の中国建国5周年記念軍事パレードでは、北韓の金日成主席が毛沢東国家主席の右隣に立ちました。
今回の軍事パレードでの立ち位置は、韓国との関係を重視する中国の姿勢を反映したものと受け止められています。
一方、北韓の崔竜海労働党書記は外賓席の最も右端に立ちました。
朴大統領は10月にはアメリカを訪問、オバマ大統領と首脳会談を行いました。
両首脳は会談後、共同文書を発表し、北韓の核問題について、緊急に解決すべき問題であり、非核化に向けた確固とした意志を持ってこの問題に取り組んでいくことを再確認しました。
また、11月2日にはソウルの大統領府青瓦台で日本の安倍晋三首相と首脳会談を行いました。
3年半ぶりに行われた首脳会談で、両首脳は、両国関係改善に向けて努力していくことで一致し、慰安婦問題については、「早期妥結」に向けて協議を重ねていくことで合意しました。
その結果、韓国と日本は12月28日に外相会談を開き、慰安婦問題を決着させることで合意、日本政府は軍の関与や政府の責任を認め、元慰安婦への支援として韓国政府が設立する財団に政府予算から10億円を拠出することにし、韓国と日本はこの問題が最終的かつ不可逆的に解決されたことを確認しました。
両国間の最大の懸案だった慰安婦問題が国交正常化50年の節目に決着し、両国関係が改善に向けて大きく進む可能性が高まっています。
朴大統領はこのほか、3月にはクウェート、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の中東3ヶ国を歴訪し、4月には、コロンビア、ペルー、チリ、ブラジルの南米4ヶ国を歴訪しました。
11月には、トルコのアンタルヤで開かれたG20首脳会議、フィリピンのマニラで開かれたAPEC首脳会議、マレーシアのクアラルンプールで開かれた東南アジア諸国連合関連首脳会議に相次いで出席しました。
11月末から12月にかけては、フランスのパリで開かれた気候変動枠組条約第21回締約国会議にも出席しました。

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