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特別番組

3. 北韓の挑発続く

2017-12-31

北韓の挑発続く





北韓はことし、9月に核実験を実施したほか、十数回にわたって弾道ミサイルを発射するなど、挑発を続けました。
北韓の金正恩労働党委員長はことしの新年の辞で、大陸間弾道ミサイルの開発が「最終段階」と主張しました。
北韓は2月12日に弾道ミサイル1発を発射、その後もミサイル発射を続け、7月4日には大陸間弾道ミサイル「火星14」を発射しました。
9月3日には6回目の核実験を強行、北韓の朝鮮中央テレビは、大陸間弾道ミサイル搭載用の水爆実験に「完全に成功した」と発表しました。
核実験場のある咸鏡北道吉州郡豊渓里周辺だけでなく、中国でも揺れが観測されるなど、爆発の規模は過去最大だったとされています。
アメリカの北韓専門ウェブサイト「38ノース」は、広島に投下された原爆の17倍の威力を保有したとする見解を示しました。
北韓はまた、11月29日には大陸間弾道ミサイル「火星15」を発射しました。
最高高度4500キロの達し、およそ960キロ飛行、通常の角度で発射すればアメリカ本土に届く距離です。
北韓は「火星15」を発射したあと、「核武力完成」を主張しました。
一方、国連安全保障理事会は北韓による核実験や大陸間弾道ミサイル発射を受けて追加の制裁決議を採択、アメリカは独自の制裁を発表するなど、国際社会の制裁は強化されました。
アメリカのトランプ大統領は12月18日、政権の安全保障政策の方向性を定める「国家安全保障戦略」を発表しましたが、北韓の金正恩体制を「ならず者国家」と非難し、「世界を脅迫できぬよう、同盟諸国とともに非核化に向けてあらゆる措置を講じる」と強調しました。



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