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仲よし兄弟

#韓国の昔話 l 2021-06-15

韓国の昔話

ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

昔々、

ある村にとても仲の良い兄弟が暮らしていました。


「弟のお前が先だ」

「いや、兄ちゃんが先」


兄弟は子どもの頃から

豆一つでも分けて食べるほどの仲よしでした。


ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

時が流れ、兄弟は大人になりました。

両親が亡くなると、兄弟は両親の畑を仲よく半分に分けて、

耕すことにしました。                

                   

秋が深まり、刈入れの季節になりました。


ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

無事にその年の収穫を終えた兄弟は背負子に稲束を積んで

互いの田んぼの稲束に足しておきました。


ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

「いったいどうしたと言うんだ?今日も稲束がそのままだなんて。」

「変だな...確かに弟の田んぼにたくさん置いてきたはずなんだがな...」

  

わけが分かりませんでしたが、

兄弟は次の日も、またその次の日も

同じことを繰り返しました。


ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

満月の夜でした。

その夜も兄弟は背負子に稲束を積んで、

兄は弟の田んぼに、弟はお兄さんの田んぼに向かいました。 

うつ向き加減で歩いていた二人はどんとぶつかってしまいました。


「おや?兄さん。こんな時間にどうしたんです?」

「お前こそ、夜中に何をしているんだい?」 


ⓒ YEOWON MEDIA HANKOOK GARDNER CO. LTD

ようやく自分の田んぼの稲が減らない理由に気づいた兄弟は

いつまでも幸せに暮らした、とさ。


「でも、これはお前が先だ。」

「いや、兄さんが先です。」 

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