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第710話 非常口の扉が開いたまま飛行機が着陸…

2023-05-30

玄海灘に立つ虹

ⓒ YONHAP News

5月26日、アシアナ航空の旅客機が非常口の扉が開いた状態で着陸しました。非常口の扉を開けたのは30代の乗客の男で、その2日後の28日に逮捕されています。男は警察の調べに対し、「最近失業してストレスを受けていた。着陸前に息苦しくなり、早く降りたかったのでドアを開けた」と供述しています。


飛行中に非常口の扉が開けられたのは、済州(チェジュ)島から大邱(テグ)に向かっていたアシアナ航空機で、30代の乗客の男が着陸直前に勝手に非常口の扉を開けたもので、機内に強い風が吹き込みました。そのため、一部の乗客が呼吸困難を訴え、病院に搬送されました。


当時、乗客の中には蔚山(ウルサン)で開かれる全国少年体育大会に参加する済州(チェジュ)島の小中学生の選手団65人がいて、病院に運ばれた9人の乗客のうち8人が選手団の選手、残りの一人が選手の指導に当たる人だったそうで、全員が選手団の関係者でした。いずれも症状は軽く、予定どおり大会には出場しましたが、メダルは獲れなかったということです。そして選手のうち5人が、飛行機に乗ることに不安を訴え、船で全羅南道の麗水(ヨス)から済州島に帰っていきました。指導者3人が付き添ったため、合わせて8人が船で帰ったことになります。


このことに関連して、済州道教育庁は、問題の飛行機に乗っていた選手団全員を対象に心理療法を行っていくことにしており、病院に搬送された9人に対しては精神科の専門医がケアを行い、モニタリングを続けていくということです。


アシアナ航空は、5月28日、大邱国際空港で、乗客を対象に被害の受付を開始しました。他の空港にも受付場所を設けるとともにアシアナ航空が独自に被害内容を把握していく計画です。届け出られた内容をもとに、乗客たちに医療費の支援をはじめとする支援策をまとめていく方針です。また、この旅客機と同じ機種について、非常口横の座席の販売を中止したと発表しました。この措置については他の航空会社でも検討しているということです。特にアシアナ航空の子会社のLCC、エアソウルは、問題となった飛行機と同じ機種を運用しており、アシアナ航空に倣って、非常口横の座席の販売を中止する予定だということです。

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