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経済

BTS(防弾少年団)の活躍が韓国経済にもたらす波及効果

#今週の経済の焦点 l 2020-09-14

週間経済フォーカス

ⓒ Big Hit Entertainment

男性アイドルグループ、BTS=防弾少年団のデジタルシングル「Dynamite(ダイナマイト)」が、現地時間の8日、アメリカ・ビルボードのメイン・シングルチャート「ホット100」で、2週連続1位になりました。

これを受けて、文化体育観光部は、10日までにおよそ1兆7000億ウォン、およそ1500億円の経済効果が見込まれるとの試算を発表しました。ホット100での1位獲得は韓国人アーティストでは初めてで、これを受けて分析したところ、直接効果は6174億ウォンと試算されました。経済波及効果は、生産誘発額が1兆2320億ウォン、付加価値誘発額が4800億ウォンに上るほか、7900人の雇用誘発効果も見込まれています。

これは、新型コロナウイルスの影響で海外への移動が制限されている現状を踏まえて少なめに見積もったもので、海外からの旅行者の増加による効果は含まれておらず、公演収入もオンラインコンサートだけを想定して算出しています。コンサートによる収入や海外からの観光客誘致効果、韓国の国のイメージの向上による効果などをさらに考慮した場合、経済波及効果は、1兆7000億ウォンをはるかに上回ると見込まれます。

ビルボードが現地時間の8日に発表したシングルチャート「ホット100」では、韓国の女性アイドルグループの「BLACKPINK」の新曲「アイスクリーム(Ice Cream)」も、13位にランクインされました。これは韓国のガールズグループとしては史上最高のランクインで、Kポップの存在感が改めて認識されます。

現在、世界で7番目の規模となっている韓国の文化産業ですが、今後がさらに成長するためには、国内のコンテンツ・プラットフォームの競争力を高めなければならないという指摘が出ています。韓流を単なる文化コンテンツのトレンドとしてではなく、産業のトレンドとして発展させるためには、文化産業に関する研究に積極的に取り組むとともに、韓流を活用した製品やサービスの開発、海外でのマーケティングなどにさらに力を入れなければならないと指摘されています。

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