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経済

医療機器メーカ「ウェルスケア」

#韓国技あり企業 l 2021-03-01

週間経済フォーカス

ⓒ WellsCare

きょうご紹介した企業は、京畿道(キョンギド)水原(スウォン)市にある医療機器メーカー、「ウェルスケア」です。「ウェルスケア」は2018年6月に設立され、ホーム・ケアヘルスケア・デバイスを製造しています。

主力製品は超小型ウェアラブルレーザー治療器「イアソ(IASO)」です。「イアソ」は、家庭でも痛みの治療を容易に行えるレーザー治療器です。形は小さい石の形で、重さはわずか28グラムと軽いです。バンドを使って手首や腕などにつけたり、接着パッドを使って背中などに貼ることもできます。病院で痛みの治療に使われるコールドレーザーを採用しています。コールドレーザーは、半導体レーザーの一種で、熱が発生しないレーザー機器です。レーザーが組織の深部にまで到達するという特徴があり、体内の細胞を活性化させ、痛みの治療・緩和に効果があることが臨床試験や実験で確認されています。いつ、どこでも簡単に使える手軽さに加え、本格的な痛み治療技術が採用されていることが特徴です。

コールドレーザーを小型化することは簡単ではありませんでした。レーザーは発熱と電波の発生を抑えることが重要ですが、機器が小さくなるほど内部のスペースが狭くなり、発熱や電波の発生を抑えるのが難しくなるからです。しかし、「ウェルスケア」はこれを実現し、その高い技術力を認められ、2018年に科学技術情報通信部長官賞を受賞しました。


ⓒ WellsCare

「イアソ」は、アメリカを主なターゲット市場としながら日本や東南アジアなど海外市場への進出にも拍車をかけています。反響は大きく、アメリカと日本で目標額の300%を超える資金調達を達成し、アマゾンへの出店も果たしました。

「ウェルスケア」は、改良を加えた「イアソ」の後続モデルの開発を終え、近く発売する予定です。また、ことし下半期には専門家向け製品の発売を目指し、準備を進めています。さらに、AI=人工知能技術を採用し、痛みをケアできるアプリケーション、デジタルヘルスケアプラットフォームの開発にも取り組んでいます。

人々の暮らしの質の向上に貢献する。そんなヘルスケア製品を世に送り出す「ウェルスケア」が、韓国を代表するグローバル・ブランドに成長できるか、注目です。

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