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経済

ソフトウェアの品質を検証するサービスを提供している「シュアソフトテック」

#韓国技あり企業 l 2021-06-28

週間経済フォーカス

ⓒ Suresoft

きょうご紹介した企業は、ソウル市江南(カンナム)区にあるIT企業「シュアソフトテック」です。この会社は2002年に設立され、高精度かつ効率的なテストを実施し、ソフトウェアの品質を検証するサービスを提供しています。

業務の遂行やサービスに必要不可欠であり、障害や誤作動などが許されないソフトウェアを「ミッションクリティカルソフトウェア」といいます。例えば、自動車や原子力発電所、高速鉄道などのコンピューターシステムに搭載されるソフトウェアがそれです。誤作動が発生した場合、人命被害や大規模な災害につながりかねないため、何があっても絶対に停止や誤作動があってはなりません。「シュアソフトテック」では、ソフトウェアに問題がないかどうかを自動的にチェックする自動検査装置と技術を開発・提供しています。

「シュアソフトテック」の設立当初、ミッションクリティカルソフトウェアは海外では一つの産業分野として位置づけられていましたが、 韓国では認知度も需要もほとんどなかったといいます。ミッションクリティカルソフトウェアはほとんど輸入に頼っていて、韓国企業としては、海外から購入したソフトウェアの検証を韓国の中小企業に依頼する必要性がなかったからです。売り上げが発生し始めたのは10年ほど前です。当時、国防部が先端兵器の管理システムを整備したことで、ソフトウェアをテスト・検証する必要性が出てきたのです。また、自動車に最先端機能を備えた電気・電子装置が多く搭載されるようになり、ソフトウェアのテスト・検証は、部品の誤作動を予防するうえでとても重要な作業になりました。「シュアソフトテック」は、自動車以外にもエネルギー、兵器システム、鉄道・船舶などの産業向けにサービスを提供しています。 

「シュアソフトテック」は、社会貢献にも力を入れています。高齢者の孤独死が増えていることを受けて、韓国電力と合弁会社「シュアデータラボ」を設立し、使用電力量から生活反応を推定してお年寄りの安否を確認する見守りシステムを開発しました。このほか、「シュアソフトテック」は2000年から交通事故被害者支援事業などを実施しており、こうした功労が認められ、去年「ベンチャー創業振興」に功績があったとして大統領表彰を受けました。

アメリカ、中国などに進出し、海外市場でも存在感を高めている「シュアソフトテック」。世界的なソフトウェア検証企業になることを目指す「シュアソフトテック」の夢を応援したいと思います。

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