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ライフスタイル

牛カルビチム(쇠갈비찜)

2011-03-09

牛カルビチム(쇠갈비찜)

19世紀末に書かれたとされる「是議全書」という料理本に、ソウルではカルビが1930年代までカリと呼ばれていたと記録されている。カルビが骨と骨の間の肉だという意味からそう呼ばれていた。しょうゆをベースにして果物で甘さを加えたソースで煮込んだ牛カルビチムは、日本など外国でも好まれる韓国料理のひとつである。

主な材料 :
(2人分)
牛カルビ600g (煮るとき : 水2リットル、しょうゆ大さじ1、 みりん大さじ2、長ねぎ1本、にんにく5粒、大根100g)、 干ししいたけ2枚、大根50g、にんじん50g、栗5個、卵1個(ジダン)、銀杏4粒、松の実小さじ1

ヤンニョム(味付け) :
味付け : しょうゆ大さじ4、にんにくのみじん切り小さじ1、しょうが汁小さじ2、たまねぎのおろし汁大さじ2、パイナップルのおろし汁大さじ1、梨のおろし汁大さじ1、ごま油大さじ1、みりん大さじ1、はちみつ小さじ2、白こしょう小さじ1/4、カルビの煮汁カップ5


牛カルビは5cm四方に切り、30分ぐらい水につけておき、血抜きをする。血抜きをしたカルビはよく洗い、十文字に1cmぐらいの切り込みを入れる。 牛カルビは5cm四方に切り、30分ぐらい水につけておき、血抜きをする。血抜きをしたカルビはよく洗い、十文字に1cmぐらいの切り込みを入れる。
熱湯で1分ぐらいゆで、よく洗う。熱湯で1分ぐらいゆで、よく洗う。
2リットルの熱湯に、しょうゆ、みりん、長ねぎ、大根、にんにくとゆでて洗っておいたカルビを強火で10分ぐらい煮る。そのあと中火でさらに20分煮込む。2リットルの熱湯に、しょうゆ、みりん、長ねぎ、大根、にんにくとゆでて洗っておいたカルビを強火で10分ぐらい煮る。そのあと中火でさらに20分煮込む。
カルビは取り出し、煮汁は濾す。カルビは取り出し、煮汁は濾す。
干ししいたけは水で30分ぐらいもどし、水気をよくしぼって石づきを切り落とし、4等分する。 干ししいたけは水で30分ぐらいもどし、水気をよくしぼって石づきを切り落とし、4等分する。
大根とにんじんは2センチ四方に切って面取りする。栗と一緒に熱湯で2分ぐらいゆで、水気を切る。大根とにんじんは2センチ四方に切って面取りする。栗と一緒に熱湯で2分ぐらいゆで、水気を切る。
卵は黄身と白身に分けそれぞれ0.5cmの厚さの薄焼きにし、1.5cmの菱形に切って、ジダンをつくる。  卵は黄身と白身に分けそれぞれ0.5cmの厚さの薄焼きにし、1.5cmの菱形に切って、ジダンをつくる。
味付けのための調味料などをよく混ぜ合わせる。 味付けのための調味料などをよく混ぜ合わせる。
カルビを鍋に入れ、調味料を混ぜ合わせたソースを加え、中火で蓋をせずに20分ぐらい煮込む。煮立ったらソースをカルビにかけながら煮る。 カルビを鍋に入れ、調味料を混ぜ合わせたソースを加え、中火で蓋をせずに20分ぐらい煮込む。煮立ったらソースをカルビにかけながら煮る。
大根、にんじん、栗、干ししいたけを加え、蓋をして弱火でさらに10分煮詰める。 大根、にんじん、栗、干ししいたけを加え、蓋をして弱火でさらに10分煮詰める。
器にカルビを盛り、栗やしいたけ、にんじんなどをのせ、黄色と白のジダンを飾る。器にカルビを盛り、栗やしいたけ、にんじんなどをのせ、黄色と白のジダンを飾る。

☑ カルビチ厶のカルビは焼き肉のカルビとは違って、肉が厚いので、切り込みを入れて、味がよくしみるようにする。
☑ カルビを最初から味付けして煮るとしょうゆの苦みが出るので、味付けは、しょうゆや野菜などといっしょにある程度煮てからにする。
☑ 残った煮汁は冷蔵庫か冷凍庫に入れておき、チゲなどの鍋料理をつくるときやナムルを炒めるときに使う。
☑ カルビを味付けソースで煮込むとき、最初の20分は蓋をせずに水分を蒸発させる。こうすると肉が引き締まり、食感がよくなる。
☑ 銀杏は油を引いたフライパンに少量の塩を加えて炒り、殻をむく。

器にカルビを盛り、栗やしいたけ、にんじんなどをのせ、黄色と白のジダンを飾る。
キム・スジン院長: 韓国料理研究家

現在、韓国の味研究会理事、フード・アンド・カルチャー・コリア・アカデミー院長
韓国で初めての「映画の飲食監督」として、料理の新分野を開拓 
代表作 <霜花店(サンファジョム)−運命、その愛>、<美人図>、<王の男>、<食客>

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