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ミュージック

サヌリムの「아니, 벌써(えっ、もう?)」

2020-07-12

K-POP INDEX

サヌリムのファーストアルバム「아니벌써(えっ、もう?)」は、韓国の音楽界では 「問題作中の問題作」と呼ばれる。 

歪みサウンド、簡単な言葉を使いながらも哲学的な口語の歌詞、スキルはあまりないが、ソウルフルな演奏で、それまで世界のどこにもなかった音楽と評される。リリース直後、すぐにブレーク。40万枚の売り上げを記録。韓国で最初にヒットしたロックアルバム。


「山彦」という意味のサヌリムは、1977年にメジャーステージに乗り出したスリーピースバンド。
キム・チャンワン(Vo, G)/チャンフン(B)/チャンイク(Dr) の3人兄弟。
77年に「第1回MBC大学歌謡祭」に参加。
当時チャンワンは大学を卒業してしまっていたので本選に行けず
それまで書き溜めてきた曲(およそ150曲)がもったいないので
アルバムを出そうということになった。 


◆   열어줘(ドアを開けて) 

大学歌謡祭に参加した時の曲。サヌリムの特徴がすべて表れている。叫び声のようなボーカルが印象的。当時独裁政権だったので、とても斬新な表現法だったと思われる。
  

◆ 아마 늦은 여름이었을 あれはわりのこと 

個人的に、サヌリム一の名曲だと評価している。サイケデリックな雰囲気と幻想的な歌詞がすばらしい。これぞ青春! 

(歌詞)
あれは夏の終わりのこと/僕たちは湖のほとりに座っていた/
なんとなく雲の上に浮かんだ気分だった/
木々の間に彼女の瞳が神秘的な光を放っている
 

◆ 아니, 벌써(えっ、もう?) 

サヌリムの代表曲の1つ。今は何の問題もないが、当時は「退廃的である」として歌詞を替えるよう命じられた。メロディー、歌詞、歌い方すべてが童謡っぽい。

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