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ピープル

“明日の韓日交流のあり様が見えてくる・・・”  ~見た!韓国の素顔 総集編Ⅱ~

2014-09-01

「見た!韓国の素顔」の最終回は、総集編Ⅱとして、韓日交流のあり方について、振り返ります。



「見た!韓国の素顔」のねらいは・・・ 
韓日交流の最前線で地道に活動する人々の素顔に迫り、大事なことを見つめること
1回目と2回目は、韓日交流に大きな影響力をもつ2人の素顔に迫る
・1回目:韓日文化交流会議の韓国側座長で、金曜座談会の司会の鄭求宗さん 
・2回目:ソウルの日本公報文化院院長(当時)の道上尚史さん       


冷却した昨今の韓日関係と韓日交流について・・・
鄭求宗さん
「(今の韓日関係は、満点を100点とすれば、何点?)75点くらい・・・文化を通しての交流
に変動はない・・・」

道上尚久さん
「竹島であれ、歴史であれ、懸案はいつでもある。文化とが外交は自転車のぺダルのようなもの。・政治外交も重要だが、文化交流、青少年交流は続けていくことが大事。なにかあったら、止めるのではなく、続けていくことが大事」


韓日交流をどのように進める? 
鄭求宗さん
「これからは国際社会で協力し合い、PKO、エネルギー、気候変動、災害救助などで、韓国と日本はパートナーとなる・・・。こうした地球規模の問題で貢献していくことが大事。政治的な摩擦とは関係なく、文化交流は進む。もう逆戻りはできない段階。妨げないことが大事。青少年交流も大事・・・」

道上尚久さん(将来の韓日関係を担う若者たちにかける期待は?)
「韓国では若い人も民族主義教育を受けているが、すべてでないことは知っている。日本のものを食べ、飲んでいる。反日と思いすぎるにはよくない。違った隣国があり大事な国だと・・・」


韓日交流のあり方は?
鄭求宗さん      
「(残り25点どうしましょう?)国と国との関係に100点満点はない。ゴールするまで協力すること。国民レベルでの理解と心遣いが大事。75点以下になることはない。25点に努力しませんか。いかがですか・・・」

道上尚久さん
「一人ひとりが交流し、旅行して、友達作って深めてもらう。文学、歴史、相手国に関心をもつこと。そして、違っていてもRespect=敬意をもつこと!」


今年も日韓交流おまつりが・・・
9月14日にソウルで開催される。今年で10回目。
去年のおまつりでは、ボランティアの募集に高校生や大学生ら1000人が応募。今年は120 0人で締め切るほどの盛況・・・。   

私からの一言
日韓交流おまつりのボランティアの応募者数に、冷却した韓日関係に若者が照らす一条の光を見る思いが・・・。
来年は、日韓国交正常化50年の節目。「見た!韓国の素顔」で紹介した交流の数々はほんの一握りかもしれません。
しかし、来年の50周年、さらに100年にむけて、きょうも明日も明後日も地道な活動が続きます。

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