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旅行

ソウルで海を味わうことができるスポット、鷺梁津水産市場

2011-10-04

ソウルで海を味わうことができるスポット、鷺梁津水産市場
鷺梁津(ノリャンジン)水産市場は韓国の首都圏で一番大きな魚市場です。ソウルをはじめ、首都圏で取引きされる水産物の半分はここ鷺梁津水産市場を経由して売られています。鷺梁津水産市場へのアクセスはとても便利です。ソウル地下鉄1号線または9号線、鷺梁津駅で降りると水産市場につながる通路があるからです。水産市場に出ると魚市場特有の臭いがしてきて、港町を訪れたような感じがします。

1927年にオープンした鷺梁津水産市場。オープンした当時は京城(キョンソン)水産株式会社という名前で呼ばれ、場所も現在ソウル駅の近く、ヨムチョン市場の中にありました。水産市場が鉄道の駅の近くに作られたのは産地からの輸送に鉄道が使われ、便利だったからでした。現在の位置、鷺梁津に移されたのは1972年でした。現在の市場全体の広さは6万6千平方メートルあまりで、大きな駐車場と冷凍倉庫、氷販売所、排水処理場、750店あまりの店が並んでいます。

鷺梁津水産市場には全国各地の海産物が集まってきます。新鮮な魚介類はもちろん、塩辛や干物まで、さまざまな種類の海産物が取引きされています。午前1時、鷺梁津水産市場で競りが始まります。最初は一般的な魚と貝類、午前2時から冷凍した魚、カニ、午前3時から刺身用の活魚の順に競りが進められていきます。午前5時には競りが終り、卸売りが始まります。食堂やマーケットの関係者が集まってくる時間で、水産市場が一番にぎわう時間です。そして、卸売りが終わると、夜遅くまで一般の人を対象にした小売りが続きます。新鮮な魚をより安く買うためには、卸売りが終わる時間に合わせて市場に出かけ、電光板をチェックして、その日に一番たくさん入ってきた魚と競売価格を比べるのが良いそうです。

活きのいい魚のように一年中活気にあふれている鷺梁津水産市場は、おいしい魚を安く買えるので、いつも大勢の人でにぎわっています。また、買った魚を市場の中にある食堂で食べることもできます。活魚を売っている店で刺身にするメインの魚を選んで食堂に向かいます。刺身は魚を買った店で作ってくれるので、食堂では魚の辛口鍋、メウンタンを注文します。食堂では簡単なおかずと刺身を食べるための醤油や唐辛子ソース、野菜などが出されます。メウンタンができあがる前に、韓国風にサニーレタスに刺身をのせて、みじん切りにしたニンニクや唐辛子と和えた味噌や甘辛い唐辛子ソースをつけて食べてみましょう。海辺で食べる刺身と同じような食感と風味を楽しむことができます。刺身の後はご飯とメウンタンで食事をします。

梁津水産市場は年中無休、24時間営業しています。新鮮な魚介類が集まっている魚市場は、いつ訪れても活気にあふれているため、買い物客だけではなく、見物客も多いスポットです。韓国の市場の活気を感じてみたい、韓国の新鮮な魚を味わってみたいという方は地下鉄に乗ってソウル最大の水産物流通市場、鷺梁津水産市場に行ってみましょう。

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