秋慶鎬（チュ・ギョンホ）経済副総理兼企画財政部長官が今月末に予定されている日本との財務対話で通貨スワップを議論する考えを8日、表明しました。  
 
秋副総理は8日午前、ソウル市内で開かれた討論会で、「韓日財務対話で通貨スワップ協定の再開が議題になるか」という質問に対して、「協定は2015年に終了したが、議論する予定だ。有意義な結果が出るよう最善を尽くす」と答えました。
 
また、秋副総理は「韓日財務対話では、両国間の経済的懸案や域内の金融協力について議論する」と説明しました。
 
韓日財務対話は今月29日と30日に東京で7年ぶりに行われます。
 
この会議は2006年に始まり、定期的に開かれましたが、2017年に釜山の日本総領事館前に旧日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置されたことや、2019年に日本の輸出管理の強化などを受けて両国関係が冷え込んだことで、途絶えていました。