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国際

中国大使館「韓国政府と香港国家安全法について議論」

Write: 2020-05-27 13:51:48Update: 2020-05-27 14:54:35

中国大使館「韓国政府と香港国家安全法について議論」

Photo : YONHAP News

中国が制定を進めている「香港国家安全法」について、韓国駐在の中国大使館は韓国政府に対し、その内容を説明していたことが分かりました。
中国は、抗議活動が続く香港の治安維持を目的に「香港国家安全法」の制定を目指して、現在北京で開かれている中国の国会・全国人民代表大会で審議していますが、アメリカやイギリスなどからの激しい反発を招いています。
ソウルの中国大使館の関係者は27日、「今月22日から全国人民代表大会が開かれている中、香港の安全を守るための法律の制定に関する進捗状況を、外交チャンネルを通じて韓国政府を含めた各界の関係者と共有した」と話しました。
この関係者は、香港国家安全法制定をめぐって中国政府への支持を韓国政府に要請したかという質問に対しては、明確な答えを避けましたが、関連の内容を議論し、共有したとしました。
関連の内容を説明する中で、中国側は香港国家安全法の正当性を強調したものとみられ、事実上、韓国政府に対して理解と支持を要請したものと受け止められています。
これに先立ち、邢海明(けい・かいめい)韓国駐在中国大使は、今月24日に行われた中国国営中央テレビ(CCTV)とのインタビューで、「中国と韓国は、友好的な隣国として、国の核心的な問題に対する互いの立場を尊重してきた。香港問題も例外ではない」としたうえで、「中国側は、韓国側に香港国家安全法の背景について積極的に説明する方針で、韓国側の理解と支持を得られる信じている」と述べました。
香港国家安全法は、中国政府に対する反逆行為や独立運動、国家転覆を図る行為を禁止するもので、香港における表現の自由や報道の自由などの剥奪につながると懸念されています。

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