韓国の5G=第5世代移動通信システムの加入者は、600万人を突破したことがわかりました。
科学技術情報通信部によりますと、去年4月に初めて商用化が始まった5Gの加入者は、ことし4月末の時点で633万9917人にまで増え、1年あまりで加入者600万人を突破しました。月別の加入者を見てみますと、割高な料金プランをめぐる批判や新型コロナウイルスの感染拡大が重なったことで、去年の下半期からことしの初めまでは30万人の水準で停滞していましたが、各通信キャリアが端末の購買支援金やマーケティングを強化して、低価格の5G端末を含め新機種を追加したことで、ここ最近の加入者が伸びています。
ただ、新型コロナウイルスの影響で5Gネットワークを構築するための投資にもことし第1四半期には支障が出たこともあって、加入者が増え続けるなかでも、利用者からは通話の品質などに対する不満が絶えず寄せられています。一方、2Gから5Gまで全体の加入者は6934万8210人でした。