SKグループの系列会社SKマテリアルズは、日本が韓国への輸出管理強化の対象に指定したフッ化水素の国産化に初めて成功しました。
SKマテリアルズは17日、慶尚北道(キョンサンブクト)栄州(ヨンジュ)市の工場で気体の高純度フッ化水素の量産を始めたと明らかにしました。
SKマテリアルズによりますと、まずは年間15トン規模の生産からスタートして、2023年までに国産品の割合を70%にまで引き上げる計画だということです。
これまで韓国は、フッ化水素を日本やアメリカからの輸出に頼ってきましたが、去年7月、日本はフッ化水素を含む半導体材料3品目を韓国への輸出管理強化の対象に指定しました。
SKマテリアルズはまた、日本の輸出管理強化の対象であるフォトレジストの開発にも着手しました。
およそ400億ウォンを投じて、来年までに忠清南道(チュンチョンナムド)に工場を建てて、2022年から年間5万ガロン規模のフォトレジストを量産する計画だということです。