韓国初の軍事専用通信衛星「Anasis-Ⅱ」がアメリカ現地時間の14日午後、再使用ロケットに搭載され、打ち上げられます。
「Anasis-Ⅱ」は、アメリカ・スペースX社が開発した新型宇宙船「クルードラゴン」の打ち上げに使われたロケット「ファルコン9」を回収して再使用する形で打ち上げられます。ロケット回収後、これまでで最短の44日間で整備を終え、再び使用されるということでも、注目が集まっています。
「Anasis-Ⅱ」は「ファルコン9」によって静止軌道との「中間地点」にあたる「静止トランスファー軌道」(GTO)に投入され、その後は、自力で高度3万6000キロの静止軌道まで飛行することになります。
「ファルコン9」が無事任務を終えれば、1985年のスペースシャトル「アトランティス」の再使用記録54日をおよそ9日縮めることになります。