農林水産食品部は26日、ソウルにある良才(ヤンジェ)川と京畿道(キョンギド)龍仁(ヨンイン)にある京安(キョンアン)川で採取された野鳥の糞から鳥インフルエンザの抗原が検出されたと明らかにしました。
これを受け、農林水産食品部は、2つの地域について、緊急防疫措置を取りました。
今回、発見された抗原は、いずれも鶏に対する病原性が比較的低い低病原性鳥インフルエンザだということです。韓国の野鳥から鳥インフルエンザの抗原が検出されたのは、ことし3月以来5か月ぶりです。
農林水産食品部は、「ことしはヨーロッパで、高病原性の鳥インフルエンザが急増しているなかで、韓国で低病原性鳥インフルエンザが発見され、危険が高まっている」として、農家に防疫措置を強化するよう呼びかけました。