保健福祉部の疾病管理本部が、今月12日から「疾病管理庁」に格上げされることになりました。
行政安全部が8日、発表したところによりますと、保健福祉部の疾病管理本部を、今月12日から疾病管理庁に格上げし、これにともなって保健福祉部に保健・医療を担当する第2次官が新たに設けられて複数次官制となります。
疾病管理庁は、感染症対策に集中するため、これまでの疾病管理本部より384人増員して、定員を1476人とします。
また国立保健研究院、国立感染症研究所、疾病対応センター、国立結核病院、国立検疫所などを傘下に置きます。
この機構改革は、政府組織法の改正が先月4日に国会で可決されたことにもとづくもので、専門家の意見が幅広く反映されています。
文大統領は8日、今回の再編について、「すでに世界から評価された韓国の感染症への対応システムや保健医療の能力が、より一層発展するきっかけになるだろう」と期待を示しています。