補助金管理法違反や準詐欺などの罪で在宅起訴された、慰安婦支援団体「正義記憶連帯」の前理事長で「共に民主党」議員の尹美香(ユン・ミヒャン)被告の裁判が来月から始まります。
ソウル西部地方裁判所によりますと、尹被告の初公判は来月26日午後、開かれるということです。
検察は尹議員を、国からの補助金や団体への寄付金のうち1億ウォンあまりを横領した「補助金管理法違反」や認知症を患う慰安婦被害者から寄付金をだまし取り、送金させたとして「準詐欺」などの疑いで今月14日、在宅起訴しています。
なかでも「準詐欺」の容疑については、尹被告が否認していて、今後の裁判での争点となりそうです。
裁判所は、事実関係や争点が複雑で、社会に及ぼす影響が重大な事件に当たるとして、1人の裁判官による単独裁判ではなく、3人の裁判官で構成される合議制で審理することを決めました。
2020年9月28日修正