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国際

トランプ大統領が国連総会で演説、北韓について初めて言及せず

Write: 2020-09-23 14:58:28Update: 2020-09-23 15:10:14

トランプ大統領が国連総会で演説、北韓について初めて言及せず

Photo : YONHAP News

アメリカのトランプ大統領は現地時間の22日、国連総会で演説を行いましたが、北韓については全く言及せず、その意図に関心が集まっています。
トランプ大統領はこの日、ニューヨークで開かれている国連総会でビデオ演説を行い、新型コロナウイルスや環境、経済、外交政策などに関する立場を明らかにしました。
トランプ大統領が国連総会で演説を行ったのはことしで4回目で、2017年の演説では、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を「ロケットマン」と呼ぶなど、毎年北韓について言及してきました。
そのため、ことし北韓について全く言及しなかった理由について、米朝非核化交渉がこう着状態に陥り、トランプ大統領の関心事項から遠のいてしまったとする見方が出ています。
その一方で、現在トランプ大統領は11月の大統領選挙に集中しているため、北韓が選挙に悪影響を及ぼす挑発に乗り出さないように状況を管理しているとする見方もあります。
北韓が来月10日の労働党創建75周年に合わせて、新型兵器の公開やSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルなどの試験発射に踏み切る可能性があると懸念されているため、今回の演説は、現状維持を希望するトランプ大統領の考えが反映されているとの分析もあります。
一方、トランプ大統領は、イランが核合意を履行していないとして、21日に対イラン制裁を復活させましたが、制裁の対象には、北韓とのミサイル協力に関与した人物も含まれているため、北韓に対する警告のメッセージを迂回して送ったとする見方もあります。

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