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国際

国連人権高等弁務官「南北が協力して韓国人射殺事件を捜査すべき」

Write: 2020-10-01 11:12:19Update: 2020-10-01 11:26:07

国連人権高等弁務官「南北が協力して韓国人射殺事件を捜査すべき」

Photo : YONHAP News

国連のOHCHR=人権高等弁務官事務所は、南北の軍事境界線付近の海上で韓国人男性が北韓に射殺される事件について、南北が公正な調査を行うために協力するよう促しました。
アメリカのRFA=ラジオ・フリー・アジアによりますと、OHCHRの報道官は現地時間の30日、RFAに対し、「韓国と北韓が射殺事件に対する公正かつ効果的な捜査を直ちに行い、結果を公表するために互いに協力することを要請する」と明らかにしました。
そのうえで、「国際人権法に従って、各国は信頼できる公正な捜査を行う義務がある」とし、「生命権を侵害して恣意的に命を奪った事件であるかについて究明すべきだ」と強調しました。
また、「調査過程で違法行為を行った証拠が発見されたら、国際人権法に従って、関係者に責任を問わなければならない。似たような事件の再発を防ぐための手続きも必要だ」と指摘しました。
そして、射殺された男性の遺族の方々に深い哀悼の意を現し、「遺族と国民は真実を知る権利がある」と強調しました。
北韓は先月25日、通知文を通じて射殺事件の経緯について説明しましたが、亡くなった男性の遺体状況や北韓への亡命意思など、重要な事案に関する南北の発表内容に隔たりがあるため、共同調査を行う必要があるとの見方が強まっています。

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