全国で取られている感染予防措置の「社会的距離の確保」が12日から第1段階に引き下げられるのを踏まえ、兪銀恵(ユ・ウネ)教育部長官は11日、全国の幼稚園と小中学校の登校人数の制限を3分の2に緩和すると発表しました。
具体的には、全国の幼稚園と小中学校は、現在の登校人数が3分の1に制限されているのを、3分の2に緩和し、高校は現在の3分の2を維持するということです。
この登校人数は、地域や学校の状況に応じて調整できますが、生徒数の多いクラスや学校の場合は、3分の2に制限しなければならないということです。
また、首都圏は他の地域に比べて感染リスクが高く、中央災害安全対策本部でも感染予防措置を強化しているだけに、首都圏の幼稚園と学校の登校人数も3分の2に制限されるということです。
今回発表された登校人数の緩和は、学校の準備期間などを踏まえ、今月19日から本格的に適用されますが、12日から18日までは、地域や学校別に弾力的に運用できるようにするということです。