新型コロナウイルスの感染拡大で一時、マスクが不足したために、マスクのフィルター用の不織布に対してとられていた輸出制限措置がすべて解除されることになりました。
産業通商資源部は、「保健用マスクのフィルター用不織布に対する緊急受給調整措置」の告示を改正し、23日から施行するということです。
最近、マスクやフィルター用の不織布の生産が増え、韓国国内での需給が安定し、在庫が急激に増えたことを踏まえたもので、今回の告示の改正でフィルター用の不織布に対する輸出制限措置は解除されます。
政府は、新型コロナの急速な感染拡大が始まり、マスクが不足すると、不織布メーカー各社に対して不織布の輸出を全面的に禁止しましたが、ことし8月からは、やや緩和し、輸出できる量を直近2か月の平均生産量の15%以内に制限してきました。