政府の感染予防措置である「社会的距離の確保」が第1段階に引き下げられたことを受けて始まった全校児童を毎日登校させる措置について、ソウルの小学校のうち、実施している学校は2%に過ぎないことが調査でわかりました。
ソウル市教育庁は、感染予防措置の「社会的距離の確保」が第1段階に引き下げられたことを踏まえ、ソウル市内の小学校にも、今月19日からは、小学1年生を毎日登校させるよう呼びかけていました。
ソウル市教育庁の調査によりますと、19日時点で、ソウルにある小学校602校のうち96%が、1年生を毎日登校させ、授業を受けるようにしているとのことです。
一方、全校生を毎日登校させる小学校は、2%に過ぎませんでした。
これを受け、ソウル市教育庁は21日、記者会見し、新型コロナの感染拡大を防止しつつ、 学校の登校授業拡大を図るためには、学校運用の在り方を見直す必要があるとして、登校授業の拡大を呼びかけました。