23日には、新型コロナウイルスの感染者155人が新たに確認され、前日に続いて100人を上回りました。
中央防疫対策本部によりますと、23日の新型コロナウイルスの感染者は、前の日より155人増えて、合わせて２万5698人となりました。
新たな感染者数は、176人だった9月11日以降で最も多くなっています。
国内での感染は138人で、残りの17人は海外からの入国者でした。
高齢者施設や医療機関での集団感染が続き、新たな感染者が増えています。
政府の感染予防措置である「社会的距離の確保」が第1段階に引き下げられた12日以降、1日の新たな感染者数は100人前後で推移していましたが、ここ数日、増え方が目立っています。
死者は2人増えて合わせて455人となっています。
一方、丁世均（チョン・セギュン）国務総理は23日、10月31日のハロウィーンをきっかけに集団感染が起きる心配があるとして、人が密集するクラブなどへの訪問を控え、マスクの着用を徹底するなど感染予防をこころがけるよう呼びかけました。