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政治

文大統領 2050年までのカーボンニュートラル達成を宣言

Write: 2020-12-11 11:10:47Update: 2020-12-11 18:28:44

Photo : YONHAP News

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの達成を目指す「2050大韓民国炭素中立ビジョン」を発表しました。
文大統領は、このなかで、「30年後、韓半島の日常は大きく変わるだろう。長い夏、短い冬、猛暑や熱帯夜といった異常気象が増える」と警告し、「あらゆる分野でカーボンニュートラルを強力に推進し、低炭素産業の生態系づくりに取り組む」と述べました。
文大統領はまた、「製造業の割合が高く、エネルギーをたくさん消費する業種が多いため、韓国としては難しい挑戦だが、私たちには危機をチャンスに変える底力がある」と強調しました。
そのうえで、技術開発を支援し、財政、金融、ファンドの活性化などを後押ししていく考えを示しました。
カーボンニュートラルとは、炭素を排出した分だけ吸収する対策を立て、実質的な排出量を「0」にするもので、2018年に世界120か国あまりが2050年までの達成に合意し、2019年にはEU=ヨーロッパ連合や中国、日本がカーボンニュートラルの目標実現を宣言しています。
政府は、近く、長期的な低炭素発展戦略を策定し、国連に提出する方針です。

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