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社会

大学教授らが選ぶ今年の四字熟語に「我是他非」 

Write: 2020-12-22 11:47:35Update: 2020-12-22 11:55:47

韓国のことしの世相を反映した言葉として大学教授らが選ぶことしの四字熟語に、「我是他非(がぜたひ・アシタビ)」が選ばれました。 
「教授新聞」は、今月7日から14日まで大学教授906人を対象にことしを振り返る四字熟語についてアンケート調査を行った結果を発表しました。
それによりますと、複数回答で588人が「我是他非」を選んだということです。
「我是他非」は「われは是(ぜ)、他は非」、つまり「自分は正しく、他人は間違っている」という意味の創作四字熟語で、創作四字熟語がことしの四字熟語に選ばれたのは初めてです。
コロナ禍でも政治・社会全般で依然として不毛な争いが繰り返されたことを表しています。
この四字熟語を推薦した中央大学のチョン・テヨン教授は、「知識人と呼ばれる人たちでさえ、自分を省みる省察の言葉はなく、建設的な知恵、温かい助言、共存共栄に向けた希望は見当たらなかった。『我是他非』が2020年の世相を反映する四字熟語として多くの人の共感を得たことに、悲しみや寂しさを感じる」と語りました。
2位は「厚顔無恥」で、「厚かましく、恥知らずなさま」を意味し、「我是他非」とは意味が大して変わりません。
感染拡大に歯止めがかからない新型コロナ状況を表した「疊疊山中」(山々が折り重なり見通しがきかないさま)は4位に挙げられました。

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