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経済

対日貿易赤字が再拡大 輸出不振、不買運動も下火

Write: 2021-01-04 13:33:30

対日貿易赤字が再拡大 輸出不振、不買運動も下火

Photo : YONHAP News

日本政府による輸出管理強化措置を受けて、韓国で広がった日本製品不買運動の結果、小さくなっていた韓国の日本に対する貿易収支の赤字が、去年再び拡大したことがわかりました。
産業通商資源部によりますと、日本向けの輸出は去年、11.8%減って、250億8000万ドルだったのに対して、日本からの輸入は3.5%減って、459億2000万ドルだったということです。
この結果、貿易収支の赤字は、おととしより16億8000万ドル増えて、208億4000万ドルとなりました。
日本への輸出は、自動車部品が34.9%、石油化学製品が25.1%、鉄鋼が23.3%それぞれ減ったのに対して、日本からの輸入は去年9月から増加に転じ、10月に4.6%、11月に15.9%、12月に18.7%それぞれ増加しました。
日本政府がおととし7月、輸出管理を強化したことを受けて、韓国国内で日本製品の不買運動が起こり、貿易収支の赤字は2003年以降、16年ぶりにもっとも小さくなりましたが、去年は不買運動が下火になったのに加えて、日本製品のプロモーションなどが活発に行われたことで、不買運動の主なターゲットとなっていたビールや自動車の需要が徐々に回復したことが影響したものとみられます。
また去年は、新型コロナの影響で韓国の主力品目の輸出が振るわず、赤字がさらに大きくなったとみられます。

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