文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は、去年11月以降、30%台にとどまっていましたが、最新の調査では43.6%まで回復しました。
世論調査会社の「リアルメーター」は、今月18日から20日にかけて、全国の18歳以上の1510人を対象に世論調査を行い、21日、結果を発表しました。
それによりますと、 文大統領の国政運営を「支持する」と答えた人は43.6%と、 前回より5.7ポイント上昇し、「支持しない」と答えた人は52.6%と、前回より5.0ポイント下落しました。
リアルメーターの調査で、「支持する」が40%を超えるのは去年11月第4週目の調査以降、8週間ぶりです。
リアルメーターは、文大統領の支持率が急上昇した要因として、文大統領が新年の記者会見で行った発言と、内閣改造が高く評価されたことがあるとしています。
政党の支持率は、与党の「共に民主党」が前回より2.0ポイント上がった32.9%、 最大野党の「国民の力」が前回より3.1ポイント下がって28.8%となり、8週間ぶりに共に民主党が国民の力を上回りました。
この調査の信頼水準は95%、標本誤差は±2.5ポイントです。
世論調査の詳しい結果は、「リアルメーター」と、中央選挙世論調査委員会のホームページで確認できます。