軍によるクーデターから1日で1か月となるミャンマーで、28日、治安当局による発砲などで抗議デモの参加者10人以上が死亡したと伝えられたことを受けて、韓国政府は「深刻な懸念」を表明しました。
外交部の報道官は1日、声明を出し、そのなかで「韓国政府は、ミャンマーで多くの民間人が死亡したことに、深刻な懸念を表明する」と述べました。
また「ミャンマーの治安当局が民主主義を求める民間人を暴力で抑え込むことを糾弾する」として、デモ参加者への暴力の使用を直ちにやめるよう強く求めました。
さらに、「国際社会とともにミャンマーの状況を見守りながら、今後の措置を講じていく」としました。
国連人権高等弁務官事務所は28日、ミャンマー全土で行われたクーデターへの抗議デモで、治安当局による発砲などで、少なくとも18人が死亡し、30人が負傷したと発表しています。