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政治

韓国、産業間の労働需給不均衡が悪化 新型コロナの影響で

Write: 2021-03-02 11:22:07Update: 2021-03-02 13:20:11

韓国、産業間の労働需給不均衡が悪化 新型コロナの影響で

Photo : YONHAP News

新型コロナウイルスの影響で、韓国の労働市場で需給の不均衡が悪化したという分析結果が発表されました。
韓国銀行が1日に発表したまとめによりますと、韓国の「産業ミスマッチ指数」は2018年から2019年までは平均6.4%だったものが、去年第2四半期は7.3%、第3四半期9.2%、第4四半期11.1%まで上昇しました。
産業ミスマッチ指数は、産業構造の変化などの際に、各産業において発生する求人と求職者の差、ミスマッチを測定したものです。
このような現象は、新型コロナウイルスの影響が対面型のサービス業など一部の分野に集中したほか、求職を断念した非経済活動人口が大きく増えたことにより、求人と求職者を効率的につなぐ労働市場の機能が円滑に機能しなかったためとみられています。
これについて韓国銀行は「過去、グローバル金融危機の当時、ミスマッチ指数が大きく上昇したあとに高止まりしたことから、今回の衝撃も構造的問題として固定化される可能性がある」として、「公共・民間の雇用支援サービスを活性化して、企業と求職者間の情報の片寄りを改善し、労働力が不足している産業を中心に職業教育を強化して雇用の再調整を誘導すべきだ」と分析しています。

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